『初めてRPG』の攻略日記/Fuga/2014-10-09

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最後の塔(2階) Edit

攻略日記、44日目。

私は今、最後の塔(2階)の、上り階段の部屋にいます。


昨日は、最後の塔(2階)を攻略し、助っ人に来てくれていたヒナビタ村の神父さまから、光魔法を授かったりしました。


今日は、最後の塔(2階)から上り階段で上に行き、最後の塔(3階)を攻略したいです。

スキュラ Edit

さぁ、上り階段を上ろうと思ったその時、とんでもなく衝撃的なモンスターと遭遇しました。

四つん這いになった巨大な人間の、本来なら首のあるはずの位置から、更に首のない上半身が生えた、2本の足と4本の腕を持つ怪物です。

また、上下に二つある上半身の隙間からは、狂気を感じる赤い瞳をした女性が垂れ下がり、こちらを睨んでいます。

上の方の上半身の首の位置には、巨大な口が開いており、人間を丸呑みにできそうなくらい。

このモンスターの名前は「スキュラ」。塔内の他のモンスターよりHPも高く、とても強そうです。

辞典No.
59
生息地
最後の塔
HP
1500
系統
  • アンデッド
経験値
300
Rp
300
ランダムドロップ

凶悪な外見にふさわしく、闇属性であるようで、エクスカリバーの攻撃がよく通るのは幸いです。

スキュラはその大きな口で噛み付いてきますが、ニシキであれば、40ほどのダメージで済みます。


HPは高いですが、攻撃自体はそれほど恐ろしくないので、順当に倒せました。


モンスター辞典によれば、このモンスターは魔女の呪いによって、魚と犬の形質の混じった肉体になっているそうです。

よく見ると、巨大な手の指の間には水かきが付いていたり、あるいは、手の形が肉食獣のようになってたり。

さて、上り階段を上ります。

最後の塔(3階) Edit

最後の塔(3階)に上がって来ました。

3階は壁のデザインこそ今までどおりですが、これまでの階と違い、どこか不思議な雰囲気が漂った階層です。

辺りには、いくつかの白い発光体がふよふよと浮かびながら明滅しています。

リアニシキは、暗い塔の中での長時間の冒険に、そろそろ疲弊してきた様子。特にニシキは、そろそろ外の空気が吸いたいと、一時撤退を提案してきます。

一方のリアは、隠し通路からここまでの道をもう一度歩くのは嫌だと、疲れていても今日中の攻略を希望。

どちらの意見も一理あります……。

私の勘では、そろそろ終わりが近づいているようにも思いますが、ニシキは、まだまだ先があるのではないかと不安を覚えています。

そんな中、リアゴールは、辛いと感じた時にこそすぐ近くにあるものだと励ましてくれました。

私もそう思いますし、ここまでの冒険においてもリアの勘はけっこう当たっていたように記憶しています。疲れているニシキも、もうひと頑張りする気持ちになってくれました。ここは、リアの提案どおり、今日中の攻略を目指しましょう。


廊下をふわふわと浮かぶ白い発光体の群れに誘われるように、奥へと進んでいくと青い宝箱を発見!

しかし、近づく前にモンスターとエンカウントしました。

リリス Edit

背中には巨大なコウモリの羽と、足は強靭そうな爬虫類の足。そして右腕から胴体にかけて黒いヘビを巻きつかせた、ふくよかな女性のモンスターリリス」が現れました。

辞典No.
60
生息地
最後の塔
HP
1000
系統
特殊行動
経験値
400
Rp
400
ランダムドロップ

リリスは、デーモンドッグも使ってきた魔法「ダークフィア」で攻撃をしてきますが、魔法防御力も高いニシキにはたいして効きません。

エクスカリバーリアの「ファイアボール」で、どんどん攻撃していきます。


子守唄」を歌われると、ニシキが「かばう」をできなくなってしまいますが、短期決戦では問題ないでしょう。

エクスカリバーのクリティカルで、514ものダメージを与え、トドメをさしました。


夜を支配すると言われる強大な存在なだけあって、経験値もRpも多めです。

ちなみに、現実世界での伝承を鑑みると、リリスと共に居るヘビは、失楽園のヘビだと思われます。

1つ目の青い宝箱 Edit

青い宝箱からは、爽やかな丸薬を手に入れました。エクスカリバーの威力を上げるべく、私が飲みます。攻撃力3上昇!


そして、現在の進行状況を「セーブ」をすると、衝撃の事実が判明。

セーブデータの現在地情報によると、ここは、最後の塔(3階)ではなく、最後の塔(最上階)であるようです。なるほど、リアの勘は大正解でした。

フェンリル Edit

紐で足を、鎖で首を縛られた巨大な狼、「フェンリル」が現れました。

辞典No.
62
生息地
最後の塔
HP
1200
系統
特殊行動
経験値
400
Rp
400
ランダムドロップ

この狼も、デーモンドッグ同様、ダークフィアを使ってきます。同じイヌ科ですしね。


ちなみに、フェンリルを足を縛り付けているマジックアイテムは「グレイプニル」という名前の紐で、その材料は――

  • 猫の足音
  • 女の髭
  • 岩の根
  • 熊の腱
  • 魚の息
  • 鳥の唾液

――となっています。上記の6品は、グレイプニルを製造するために根こそぎ使用されてしまったため、現在の世界にはほとんど無くなってしまっています。

女のヒゲは、たまに、ちょろっと生えていたりしますけどね。

青い宝箱の位置から西へ進むと、右折の道とまっすぐの道の二又に分かれています。

まずは右折して北側へ進むと、二つ並んだ女神像を発見。

女神ヴェーテの像が置かれているという事は、この塔は本来は邪悪な目的で建てられたわけではないのかもしれませんね。

悪魔ばっかり棲み着いているのは、なんらかのアクシデントなのかも。それこそ、「妨害する意志」が悪魔を塔内に放っているとか……。


リアは、女神像があるから、こちらが目的地への順路だろうと教えてくれます。

ならば、いったん引き返して、まっすぐの道を進みます。

2つ目の青い宝箱 Edit

引き返して、西への道を進むと、2つ目の青い宝箱がありました。

私は、「普通の丸薬」を入手。ニシキに飲んでもらって、最大HP20上昇!

ベルフェゴール Edit

2つ目の青い宝箱から北へ進むと、モンスター出現。

木製の豪華な車椅子に座った、超・なで肩で全裸のおじさん悪魔「ベルフェゴール」です。

手足は爬虫類。そして、体は赤紫色です。

辞典No.
61
生息地
最後の塔
HP
1500
系統
特殊行動
  • 下僕召喚
経験値
400
Rp
400
ランダムドロップ

ベルフェゴールは、下僕として「ボーンヘッド」を召喚してきました。

雑魚敵との戦闘で、複数の敵を相手にするのは珍しいです。

今こそ、魔法「ジャッジメント」の出番。敵全体に、光属性の400弱のダメージを与えます。


どうやらベルフェゴールは、自身は戦わず、下僕に戦わせる主義であるようです。

ジャッジメントを3発も当てれば、下僕もベルフェゴールもバッチリ倒せます。


ベルフェゴールは、怠惰を象徴する悪魔。

車椅子に座っているのは、脚の具合が悪いのではなく、ただ単に歩くのを怠けているだけだと思います。

召喚する下僕には、「ボーンヘッド」の他、「デーモン」も確認しました。

全回復ポイント Edit

2つ目の青い宝箱の位置から、廊下を北に進めば、HPとMPと状態異常を全回復してくれる不思議な光が設置されています。しかも、何度でも利用可能。

これで、「かばう」の連続に疲れ果てているニシキも、元気になってくれるでしょう。

それでは、リアの忠告どおり「記録」をして、女神像の先の順路に向かいます。

Edit

2体の女神像の先には、聖火の灯された10本の柱と、柱に囲まれた「扉」がありました。

きっと、この扉が、かつて、ペックの話していた、元の世界に戻るための扉なのでしょう。

この扉をくぐれば、それで、リアニシキとの旅も終わり、ということです。どうしても、しんみりとした空気が流れてしまいます。

ニシキは、ペックに代わって、私をこの「扉」に送り届けるために、冒険の仲間になってくれました。そして、今、その目的地に到達して、寂しくもあり、感慨深くもあり。

ニシキは、役に立てたかどうか自信がないと謙遜していますが、ニシキの「かばう」には、何度も救われています。私とリアが安全に旅をしてこれたのは、ひとえにニシキのおかげです。


そして、ここまで冒険をして来ても、「妨害する意志」の直接的な接触はなく、居なくなったペックを取り戻すこともできませんでした。

結局、別離の夜にペックが望んでいた通りに、ペックを残したまま、「扉」へと至ってしまいました。

ペックの代行者を買って出てくれたニシキも、私がこのまま「扉」をくぐり、冒険を終えることを望んでいます。


私は、正直にいえば、まだまだペックを探したいという気持ちは消えていません。

でも、「妨害する意志」を捕らえることもできず、頼みの綱であった、風の宝玉の守護者フーディン&ライディンからも、何の手がかりも得られませんでした。

もう、何の手がかりもないのです。

そして、ニシキは、私との旅の終わりを寂しがってくれてはいますが、今、自身の仕事を終えて、肩の荷を下ろそうとしています。そんなニシキにこれ以上、見込みのないペック捜索を手伝わせるのは、私のワガママにも思えます。


冒険のゴールを祝福するニシキに背中を押されるように、私は「扉」へと近づいていく。

そのとき、声をかけてくれたのはリアでした。

本当にこのまま行くつもりか、と。

……リアから、そんなことを言われたら、もう、我慢なんてできません。ペックを探さずに、この世界から去ることなんて絶対にできません。


私が、このままでは帰れないと告げたら、リアは、とびきりの笑顔で、よかったと、そう言うだろうと思ったと、言ってくれました。

そうです。「扉」を見つけたからって、すぐに帰る必要なんてありません。

私は、ニシキのせいにして、楽な方へと逃げようとしてしまいました。でも、リアが引き止めてくれて、正気にかえりました。

パートナーであるペックを残したまま冒険を終えた気になるなんて、そんなのは間違っています。

見つけられる見込みがないうちは、ニシキリアと別れて、私一人でだってペックを捜す。たとえペックを捜すヒントが何もなかろうと、草の根を分けてでも探しだす!


私が、一人ででもペックを捜す決意を固めていると、リアは、いったん村に戻って、ペック救出作戦を考えようと、さも当たり前のように、そう言うのです。

これからも、一緒にペックを探してくれると、リアは言ってくれました。なんてことでしょう……。いつもいつも、リアには感謝してもしきれません。


一方、ニシキは、せっかく「妨害する意志」に襲われずにここまで来れたのに、引き返すなんていけない、と言っています。

このチャンスを逃せば、もう一度「扉」まで来られるとは限らないとも。

ニシキの言う事にも理はあります、でも、私はペックを諦めたくない。

ニシキをどう説得しようか、私が考えあぐねていると、その間に、リアは、ニシキに対し――

それじゃ、このままペックを見捨てろとでもいうの?

知り合いなのにずいぶん冷たいのね。

Cited from RPGを初めて遊ぶ人のためのRPG

と――、直球で攻めてしまいました。

ニシキニシキで、私を扉へと届けることこそが、ペックの望みであるのだと、譲りません。

疑惑の核心 Edit

リアの言い分 Edit

しかし、リアは、ここに来て、私が今までずっと思っていても口に出さなかった疑念をニシキへぶつけました。

リアいわく、そもそもニシキペックと知り合いだというのが、眉唾ものだというのです。

加えて、ペックが消えた途端に、都合よく現れたのも怪しすぎるとも、リアは言います。これも、当初から私が疑っていたことです。ペックを失ったショックで私が疑心暗鬼に駆られていただけかとも思っていましたが、まさか、リアニシキのことを疑っていただなんて……。

そして、とうとう、疑念の核心である、ペックを消したのもニシキではないかというところまで、リアは踏み込んでしまいます。


あぁ……、私がずっと胸に秘めていた思いのすべてを、リアが代わりにぶちまけてくれました……。まったく想定外の事態です。

こうなってしまっては、もはや3人で居られるはずもなく、リアニシキとは縁を切って、私との二人旅でペックを捜すことを決定してしまいます。

ニシキの言い分 Edit

ニシキは、ペックとはぐれた場合は、「扉」を最優先にすべきとは、ペックも言っていた筈だと、ペックニシキの言動の合致をもって、自身の疑念を晴らそうとしています。

確かに、別離の夜には、ペックがまさしくそのように言っていました。そして、次の日にヒナビタ村のベンチ前で会ったニシキもそっくりそのまま同じ事を言っていました。

でも、私はそもそも、ペックと私との会話を、ニシキが盗聴していたのではないか?とも疑っていたのです。

だから、ペックニシキの言動の一致は、ニシキの不審さを増す効果はあっても、それだけで信頼を取り戻すには至りません。


だけど……、それでも、私は、ニシキペックを消したのだとまでは思えません。ニシキの善良な心根は、これまでの冒険の中で、ハッキリわかっています。

ニシキが何かウソを付いているのは間違い無いと感じますが、ニシキが「妨害する意志」ではないとも信じています。

リアニシキの板挟みで、私は、いったいどうすればいい?

リアと共に、道を引き返そうとすれば、ニシキに強く留められ、「扉」の前に留まろうとすれば、リアに叱咤される。

そのまま、ウロウロウロウロしていると、私より先に、私の分身であるプレイヤーキャラがグルグルと目を回し、音を上げてしまいました。

と、そこに救いの手が――

救いの手 Edit

仲間二人の板挟みで目を回した私を助けに現れたのは、まったくもって予想外の人物。

ずっと、ずっと探し続けた存在であり、現在の言い争いの原因でもある、ペック、その人でした。

なんで、ペックがここに!?


ペックは、正解の存在しない選択肢を私に対して提示し続けるリアニシキに対し、強い口調で、叱咤してくれました。

ペックは、選択する自由の他に、「選択しない自由」だって必要だと言います。それがないのでは、それは、自由にみせかけた押し付けであると。

そして、ペック大事なお客さんである私を困らせないように、と、リアニシキに言ってくれました。


ペックは、私のすぐ近くまでパタパタと飛んできて、意外に元気そうでよかったと言います。

私も、ペックが想像以上に元気そうで嬉しい、です、が……今まで連絡もなく、いったい何処に行っていたのでしょう!

ペックは、本当は心配をかけるつもりはなかった、と言ってくれます。どうやら、ペック自身の意思で姿を消していたわけではないようです。

ニシキペック Edit

ペックは、ニシキに対して、いかにも親しげに、今までの私のお守りに関してお礼を言いました。

えっ? ニシキペックが知り合いっていうのは、ウソではない?

ヒナビタ村で最初に会った頃は、ぜんぜんそんな雰囲気ではなかったのに……。

二人はいったい、どういう関係なのでしょう……。

見送り Edit

ペックの登場で、リアニシキの言い争いも収まり、その後、ペックは、リアニシキと一緒に、私の旅の終わりの見送りをすると言います。

そして、ペックは、リアに対し、私のことを心から見送りできるかどうかを問います。

リアは、私が旅の目的を果たせることを仲間として祝福し、私の世界からの脱出を気持よく見送ってくれると、言い……ませんでした。

ペック誘拐の犯人 Edit

私の見送りをしない、と言ったリアが、その後にした話はまさに衝撃でした……。

なんと、なんと、ペックを誘拐したのは、リアだったのです……。

えっ……、そんな……。

ペックと離れ離れになった私のことを励まして、ペックを捜す方法を色々と考えてくれてたリアが。

ついさっき、これからもペックを一緒に探してくれると言って、私の涙を持っていったリアが。

ペック誘拐の犯人だったなんて。

放心状態になります。


リアはいかにも楽しそうに、この世界が大好きと言い、この世界で私と一緒にずっと遊んでいたいとも言います。この人は……いったい何を言っているのでしょう。

こうなると、最後の塔の1階で感じた、リアがこの世界の外部の人間ではないか? という疑念は、的中しているように思えてきます。


ニシキも、リアが犯人とは思っていなかったようで、とても驚いていました。その真偽を、捕らえられていたペックに確認しています。

すると、ペックは、リアの土魔法に負けて捕らえられたと言います。リアは、火魔法だけでなく、ペックの苦手とする土魔法も使えるのだそうです。私の前では一度も使っていませんでしたが……。

土魔法の秘密を暴露されたリアは、むしろ得意気です。悪びれた様子もありません。


そして、リアは、私の目の前で、土魔法どころか闇魔法まで使って見せ、魔法の破壊力と追加効果の自慢を始めました。

私は、これまでの冒険でリアニシキと一緒に「闇の魔石」を集めていましたが、リアの方も、こっそりと自分用の「闇の魔石」を収集し、闇魔法「ヘルファイア」を覚えたのだそうです。

そして、リアは、私とニシキペックに対し、苦労の結晶である「ヘルファイア」を味わってみたくないか? と、問うてきます。謹んで遠慮したいです。

そして、ヘルファイアをしまうようにとお願いしたニシキは、リアからヘルファイアを投げつけられました。紙一重で避けてくれましたが、当たっていたらどうなっていたことか……。

ニシキが避けたヘルファイアは廊下の果てまで飛んで行きました。

リアの提案 Edit

リアは、冒険のラストは強大な悪役と戦ってこそ、感動があると言い出します。

そして、案の定、リアがその悪役になってくれるのだそうです……。

意地悪でやるのではなく、私の冒険の感動のためにやってくれるそれがリアなりの親愛の情の証だということをリアは言いますが、どうも、リアはちょっとおかしいように思います。

リアは、私たち3人に戦いの前の準備こそさせてくれましたが、どうあっても戦いは避けられないようです。

グレムリンたち Edit

そして、私たちの前に現れたラスボスは――

グレムリン
辞典No.
71
生息地
草原(北方)
HP
700
系統
  • なし
経験値
130
Rp
130
スライム
スライム
HP
80
経験値
20
Rp
20
キラービー
キラービー
HP
80
経験値
30
Rp
30

という顔ぶれでした。グレムリンが少し強いだけで、あとは最弱の部類。

ニシキが拍子抜けしていると、リアは、いきなりリアが相手じゃもったいないともったいぶってきます。

敵が弱すぎることに関して、ペック何か裏があるだろうから注意するようにと言います。私も、嫌な予感はしますが……。

1ターン目 Edit

私は、クリスタルワンドに持ち替えて、フレイムウィップで敵全体に攻撃。

ペックは、4ターンのあいだ被ダメージを1/2にする魔法「エアシールドニシキに。

そして、ニシキは「かばう」。私は、さきほどリアに乗せられて、ニシキを思いっきり疑ってしまいましたが、ニシキはそれほど気を悪くしていないみたい。ニシキはホントに優しい男の子です。

さて、「かばう」と「エアシールド」の組み合わせはカンペキすぎます。本当に知り合いであったペックニシキのコンビネーションプレイ。


フレイムウィップによって、グレムリン以外のモンスターは全滅です。

エアシールドをかけられたニシキの「かばう」は、グレムリンの斧をものともしません。

2ターン目と3ターン目 Edit

ペックの「応援」を受けた私が、エクスカリバーグレムリンを攻撃。

グレムリンは闇系統ではないようで、さほど大きなダメージは与えられませんが、順調にダメージを与え、勝利。

何事もなく、グレムリンたちを撃破。リアは、何も裏はないと言っていましたが、本当に裏がありません。

しかし、当然これで終わりではありません。

次の魔物が現れます。

ゴーレムマミー Edit

ゴーレム
HP
700
系統
  • 岩石
マミー
マミー
HP
300
系統
  • アンデッド

今度は、砂漠の穴モンスターたちをけしかけてきました。

リアに裏心がないことが分かったので、シンプルに戦います。

土系統のモンスターには、フレイムウィップペック応援をかければ、大ダメージを狙えます。

ゴーレムだけが、HP92で残りましたが、次ターンでトドメ。

リアは、私のことを少し成長させすぎたかと首を傾げます。

しかし、直後には、リアと私が直接戦ってこそだと言い、お互いにラストバトルの準備を開始。

私が、「MPポーションM」でMPを回復する横で、リアは、「ハイパーラブリィポーション」なる黒いポーションをビールジョッキに注ぐと、それを一気に飲み干しました。なんと豪快な。

「ハイパーラブリィポーション」の効果は――

  • HP急上昇
  • MP急上昇
  • 麻痺耐性獲得
  • 沈黙耐性獲得

――です。うわぁ……、体に悪そうなドーピングですこと……。


リアは、黒いドレス姿に変身し、背中から血しぶきのような赤い翼を出現させると、2体のデーモンを従え、私に襲い掛かってきました。

リアデーモン Edit

リア
辞典No.
63
生息地
最後の塔
HP
2425[1]
系統
特殊行動
経験値
1000
Rp
1000
デーモン
デーモン
HP
1000
系統
  • アンデッド
特殊行動

ここまでして戦う理由はわかりませんが、その闇を纏うかのような姿からもリアの本気ぶりは伝わってきます。

そして、なぜ戦うのかと理屈を問うペックに対し、リア冒険の世界では理屈に合わないこともあると言い、戦いの時の中で、その瞬間のノリを楽しめばいいという風に、言います。その笑顔は冒険の仲間だった頃のリア同様、とても楽しそうで、笑顔だけで、私はリアが私を騙していたことを許してしまえそうな気持ちになります。

ニシキも、意味がなくても戦いが楽しいという気持ちを理解できると言いました。

一方、クールなペックは、リアのノリだけの考えはまるで分からないようです。仲間と戦うことの何が楽しいのか、と。でも、ペックは今でもリアを仲間とは思っているのですね。

リアは、私と旅をするのも、私の敵になるのも、すべては人生を楽しむためだと言います。確かに、リアと一緒だった旅の日々はとても楽しいものでした。そして、今、リアとの この戦いだって、なんだか楽しいものになりそうな予感があります。


おしゃべりは終わり、本気のリアとの戦いが始まります。

[1]
私の仲間のリアの5倍のHP

1ターン目 Edit

「ハイパーラブリィポーション」には、毒耐性獲得の効果はないので、魔法「アシッドクラウド」で、リアを毒状態にしてしまいます。そうすれば、リアに毎ターン、242ダメージを与えることが可能。

ペックエアシールドニシキを強化し、ニシキは「かばう」。


アシッドクラウドで、見事、リアたちに状態異常「毒」を付与しました。もしかすると、アシッドクラウドの成功率は100%かもしれません。

リアは、「ダークネスボルト」なる闇の魔法を使い、ニシキに状態異常「暗闇」を付与してきました。暗闇になると、直接攻撃を当てることができなくなりそうです。

デーモンたちは魔法「ヘルファイア」を使用してきますが、エアシールドを帯びたニシキには対して効果がありません。

2ターン目 Edit

リアの魔法を反射するため、ニシキに「光の盾」をかけます。

ペックは魔法「トルネード」で攻撃。

ニシキは「かばう」を続行。


狙い通り、ニシキにかけた光の盾が、リアの「ヘルファイア」を反射します。しかし、反射されたヘルファイアリアに効きません。やはり、闇属性の攻撃は無効なのでしょうか……。

ペックトルネードは、リアたちに200弱のダメージ。

3ターン目 Edit

それでは、リアの左右のデーモンを先に片付けることにします。

右手の武器をエクスカリバーに持ち替え、ペックの「応援」をもらってデーモンに攻撃。

ニシキは「かばう」。


ペック応援された私のクリティカルは、デーモン991のダメージを与え、これを撃破。素晴らしいダメージです。

そして、リアニシキに「チャーム」をかけて誘惑しようとしましたが、ニシキくん、これをスルー。リアさん、恥をかきましたね。

4ターン目 Edit

ペックが、デーモンたちはリアが操っているだけなので、倒してもしょうがないと教えてくれました。

どうやら、攻撃をリアに集中させるのが正解であるようです。

私は、リアの毒が治ったので、再びクリスタルワンドに持ち替えて「アシッドクラウド」。

ペックには、魔法「ヒールウィンド」で、ニシキの受けた傷を回復をお願いします。

ニシキは「かばう」。


リアデーモンは「ヘルファイア」を掛けてきますが、ニシキにはほとんど効かず。

いい感じです。

名無しさん -- 2019-02-14 (木) 23:45:20

デーモンは復活する?のかもしれませんが、すぐではないのでMPに余裕があれば全体攻撃魔法で倒してしまうのも一つの手だと思います。…というか、私のところではペックが教えてくれた時にはもうデーモンは倒れていましたorz

5ターン目 Edit

エクスカリバーを装備して、リアに斬りかかります。刃物で攻撃するのは少し良心が咎めますが、たとえ致命傷でも女神ヴェーテの加護で生き返りますから、思い切っていきます。

ペックは、ニシキエアシールドが切れたので、「エアシールド」をかけ直し。

ニシキは「かばう」。


エクスカリバーは、リア200以上のダメージ。

リアは、魔法「ウィークネスボルト」で、ニシキの物理防御力を0にしてきました。これは、ちょっとマズイですが、どのみち敵は魔法をメインに使ってきますので、気にしないことにします。

6ターン目 Edit

エクスカリバーペック応援をプラスして、リアに攻撃。

ニシキは「かばう」。


応援込みのエクスカリバーでの攻撃で、リア600以上のダメージを与え、 HPを353まで減らしました。次で勝てる。

リアは、再びニシキに「ウィークネスボルト」。デーモンは「ヘルファイア」。やはり、直接攻撃はしてきません。

7ターン目 Edit

リアの毒は治ってしまいましたが、もうアシッドクラウドは不要です。

ペック応援をしてもらい、思いっきりエクスカリバーで叩きます。


再び600以上のダメージを与え、リアとのバトルに大勝利!


ペックのレベルが上がり、魔法「クイックタイム」を覚えました。

リアは、闇魔法と「ハイパーラブリィポーション」を持った自分が負けるとは思っていなかったようで、まさかの敗北に愕然としています。

そして、ペックは、戦い終わって、ある程度気が済んだであろうリアに対し、「当世界への不正侵入」と「PKすなわちプレイヤーキル行為」を通告しました。

「不正侵入者」というのも、リアだったのですね。やはり、リアは、私と同じく、この世界の外部の人間。「異界より来し者」ということなのでしょう。

プレイヤーキル行為というのは、ペックを土魔法でやっつけてしまったことでしょうかね。


リアは「規約17条」というものに基づいて、冒険者資格を剥奪され、この世界からの追放処分を受けることになるとのことです。

悪さを働いたとはいえ、なんだか可哀想。さっきまでの楽しそうなリアとは打って変わって、とても悲しそうな顔をしていて、見ていると胸が苦しくなります。

でも、リアは、ふっと笑い、負けてしまったから仕方ないと言いました。ああ……、なんだか辛いです。


ペックは、リアに同情する私に対して、これが自身の仕事だからと言います。

世界の消滅 Edit

そして、リアから、恐るべき真実を聞かされます。

この世界は、私の「冒険家体験ツアー」のために造られた世界であり、私が「扉」から帰れば、すべて消滅してしまうのだそうです。

ヒナビタ村の人たちも、魔女ウィズニアッキさんも、鉱夫さんたちも、双子のブライアンも、バブランカ古物店の店主も、私が出て行ったら、消えてしまう存在。

てっきり、もとから存在していた世界に遊びに来ているものと思っていましたが、まさか、私のツアーのために創造され、ツアーの終わりとともに消滅する世界だったなんて……。


リアはさきほど、ノリだけが大事であり、戦いに理屈なんてないと言っていましたが、本当は、不正侵入で入ってきたこの世界を気に入ってしまい、世界を終わらせないように抵抗したというのが、ペック誘拐やラストバトルの真相だったようです。

そういうことは、もっと早く言ってほしかった……。


そして、リアは、私に対して一つのお願いをしてきました。

それは――

元の世界に帰ってもリアのことを忘れないで

Cited from RPGを初めて遊ぶ人のためのRPG

――あぁ、そういうことを言われると、一瞬恨んでいたリアのことをまた、すごく好きになってしまいます。

私が返事を返す前に、リアは、私のことを絶対に忘れないと言ってくれました。私だって、リアのことは忘れません。


リアは、またどこかで会えると良い、そう言って、ペックに連れ出されるまでもなく、自ら姿を消してしまいました。ペックに嫌な仕事をさせないようにしてくれたのでしょう。冒険の中で、何度もリアを優しい女の子だと感じたのは、すべてがウソではなかったと思えます。


ニシキも、リアは悪事はしたけど、それほど悪いやつじゃなかった。一緒にいて楽しかったし、戦いでも頼りになったと言います。

私も本当にそう思います。

不正侵入とかじゃなく、正規の手段で最初から「冒険家体験ツアー」を一緒に始められていたら、どれだけ良かったか。そうしたら、リアペックを誘拐なんてしなくても、リアが満足するそのときまで、ずっとこの世界で、一緒に遊んでいたでしょうに。

リアと二人で「始まりの場所」に降り立って、リアと一緒にペックから、ダンジョン探索や戦闘の方法なんかを教えて貰ってたら今よりもっと、楽しかっただろうな、と思います。そうしたらペックも、もっとリアと仲良くできたことでしょう。


そんなことを考えていると、ニシキは、リアの性格から言って、またどこかでりょっこり現れるはずだ、と、私を元気づけてくれました。

ニシキ。最後までちゃんと、すごく、いい人でした。いつも優しくてありがとう。疑われるような言動はマイナスでしたが、こっちも疑ってしまって、ごめん。

卒業試験 Edit

あらためて、ペックからクエスト卒業試験」の達成を告げられました。

これにて、「冒険家体験ツアー」は終わりだそうです。

そして、「冒険家体験ツアー」は冒険家のイロハを学ぶためのものなので、ここで学んだことを活かして、他の世界でも更に冒険家として活躍していくことを、ペックは期待してくれています。

そして、ペックは――

君はもう十分に素晴らしい冒険者だよ。

大丈夫。僕が保証する。

Cited from RPGを初めて遊ぶ人のためのRPG

――と、私に言ってくれました。ニシキペックと一緒に太鼓判を押してくれます。なんだか、胸が熱くなりますね。


最後の最後、私が「扉」に手を掛けようと言う瞬間。ペックは、今回の冒険がアクシデントに見舞われたことを謝ってきました。

そして、ペックが、案内人として私を導く仕事の中で、一番に願ってくれていたのは、この旅が、私にとって最高の思い出になることだったと教えてもらいました。

ペックは、アクシデントによってそれが叶わなかったと言いますが、私はそんなことないと思っています。

居なくなったペックのことを心配して、暗い気分になったこともありますけど、今は、元気なペックと再会できて、旅の記憶の殆ど全部が、最高の思い出です。


あと、ペックが私のことをけっこう気に入ってくれていたということも、こっそり教えてくれました。でも、それは、私への態度とリアへの態度との違いから、ちゃんと私にバレていましたよ。

扉を開く Edit

最後、扉の取っ手を握り、私の意思で扉を開くと、「冒険家体験ツアー」は終わりました。

この世界のみんな、おつかれさまです。

エンドクレジットが流れ、旅の思い出を噛み締めて、ホロリとします。私は、この冒険で、なぜだか鉱山の辺りが特に印象に残っていました。

扉の向こう Edit

扉の向こう側に行って、扉が閉じれば、もう外の世界……と、思っていたら、なんだかそんな感じは全然しません。

周りには、聖火の灯された柱が何本も立っていて、その更に周りには、黒と紫だらけの壁。

ここは、どう見ても「最後の塔」です。しかも最上階。

しかも、背後の扉の向こう側には、ペックニシキの気配がします。


背後の扉をもう一度開いてみれば、そこにはやはり、ペックニシキ

というか、扉を開くまでもなく、閉じた扉を左右から回りこんでも同じ事です。

「扉」は別に、ワープポイントにはなっておらず、ただの扉だったのです。

私が世界から出て行っていないことに、とても驚いているニシキペック。そりゃあ驚きますよね。私も驚いてます。


そして、私の背後、開け放たれたただの扉の向こうから、女の子の声が。そこに居たのは、リア!!

いくらなんでも再会が早すぎます。もう少し、しんみりしないと……。

でも……、復活してくれてありがとう!!

「ハイパーウルトラミラクルラブリィ魔法使い」であるリアには不可能がなく、なんと、世界から追放されても、すぐに戻って来れちゃうようです。えぇ……、この人、どうすればいいの……。

種明かし Edit

実は、「最後の塔(最上階)」の「扉」は、事前にリアがすり替えておいたニセモノなのだそうです。リアが悪い笑顔で説明してくれました。

だから、私が「扉」を開けても、世界が消滅することなんて、なし!

えええ。じゃあ、さっきまでの切ないリアは、全部演技ですか……。もう、リアの何を信じたらいいのか……。でも、そういう所も好きです。


リアが種明かしを終えると、ニセモノの扉は跡形もなく消えてしまいました。

私は、まだまだ、リアが満足するまで、ずっと、この世界で遊ぶことになりそうです。

社長? Edit

ところで、リアは「女神ヴェーテ」であり、「社長」でもあるようです。どういうこと?

それぞれ、ペックリアを「ヴェーテ」と呼び、ニシキリアを「社長」と呼んでいます。

女神で社長なリアさんは、足りない人手を補うべく、新入社員を募集中とのこと。そして、リアさんは私のことを新入社員候補として勧誘してくれました。


なんとなく分かってきました。

たぶん、リアさんは「冒険家体験ツアー」を主催する会社の社長さんなのでしょう。そして、ペックニシキくんはその会社の社員である、と。

ということは、リアさんもニシキくんも、外の世界では成人した大人なのでしょうかね。びっくり。


神話では、この世界を創るのは、女神ヴェーテ。でもこの世界を作ったのは、本当は主催会社の社長さん。つまりリアさんが女神ヴェーテという話。


なお、リアさんは、この世界と外の世界とでは性格が全然違うそうです。リアの性格は、ロールプレイングの結果とのこと。

あと、「社長」という、外の世界の呼称を使うのは規約違反なので、NGだそう。

入社! Edit

社員になったら、この世界を好きに冒険できる、ということで、私は喜び勇んで入社しました。

ちなみに、会社名は「カタセイノ・シーマ冒険家養成所」というそうです。妙な名前です。リアさんのセンスでしょうか?


ともあれ、これで、私は、リア&ペック&ニシキと、さらなる意味で仲間になれました。バンザイ!

というところで、今日の冒険を終わります。

明日からは、モンスター辞典を埋めに回りたいです。

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